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琵琶湖に呼ばれて

不思議な出会いの先に待っていたのは湖の畔の素敵な部屋。そこに暮らしながら日々の様々な気付きを発信しています。

チカラを抜く

気づき 湖畔での暮らし あれこれ

おはようございます。お天気の良い朝です。

今日は 家の事をして いつもより丁寧に過ごそうと思っています。

 

 

昨日は 雷と雨が凄くて 琵琶湖も空も同じ様な鼠色。

夜になると 真っ暗・・・夜の琵琶湖は 墨汁の様な色です。

空と同じで真っ暗闇です。

紺色でも薄明かりの藍色でもなくましてや灰色でもありません。

 

 

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対岸に一列に並ぶ街灯りが

かろうじて琵琶湖の場所を伝えています。

 

 

 

 

琵琶湖周辺をドライブしていると

たまに北海道の事を思い出します。

 

炭鉱の町、港町、山の上や川の畔、それから札幌市内

・・と 幼い頃に 道内を転々とした経験があります。

父が教師でしたので 転勤が定期的にあるのです。

 

引っ越して 新しい土地に移った時は

家族でその土地の大きな川や木を見に行っていました。

父にとっては 挨拶のつもりだったのかもしれない。

その帰りに よく野いちごや ハスカップの自生している場所を見つけ

「この場所の事は 絶対に友達に言ってはいけない」と言われました。

 

子供心にも そういう秘密めいた神様との約束や

その時に眺めた幻想的な景色はインパクトがありました。

 

父は樺太(サハリンですね)で子供時代を過ごしていて

引揚船で北海道に渡ったのです。それはそれは 悲惨な経験だったと言います。

中でもサハリンで飼っていた飼い猫をつれていこれなかったのが

本当に辛かったようで その話を何度も聞かされました。

お腹にうずまきのある トラ猫・・・電柱の上から父の乗った船を見ていたそうです。

 

 

村上春樹さんが 読者との対談形式の本「村上さんのところ

を出版されるの当たって 質問を募集していたので その話を投稿しました。

春樹さんにとって 思い出の猫、忘れられない猫はいますか?

この話に絡めて そんな感じで質問したのです。

 

私は春樹さんが大好きで「村上主義者」のつもりです。

春樹さんの本に「渦巻き猫の探し方」と言うのがあります。

昔、本屋でそれを見つけた時 固まりました。

世の中に父親以外で「うずまき猫」を語る人が要るのだ!しかも村上春樹!!!

 

その頃は「ノルウェイの森」は出ていたのかな?まだ今ほどブレイクしていなかった様な気がしますが・・・私は「風の唄を聴け」でのめり込んだので そこからハルキ一筋で四半世紀生きております(笑)

(ハルキスト、と言う言葉は使ってくれるな、と春樹さんが言ってたので

 こちらにします)

 

見事その質問は採用され 春樹さん初の電子書籍

私の質問と春樹さんの答えが乗りました。

タイトルは「運命の渦巻き猫」

なんて素敵なタイトルでしょう!!!

 

質問が採用されたお知らせもメールで来ます。

「村上ですが」というタイトルのメール。

そのメールを受け取った時は 動揺しました・・・

この時ほど 父に感謝したことはありません(笑)

honto.jp

 

 

 

 

話が それました・・・

 

 

北海道は美しい場所が多く 同じ日本とは思えない・・・。

 

この人とは ここに行って 空を見たい・・・

この人には あのお店に・・・

この人なら 一緒にこの場所へドライブしたい・・・

 

連れていきたい人、一緒に行きたい人が沢山います。

 

自慢の場所であり 懐かしさ、恋しさの募る場所。

自分は道産子で本当に良かったと思っています。

・・・これは故郷の持つチカラでしょうか。

 

 

 

琵琶湖の畔に越してきて驚いたこと・・・

景色が北海道に重なるんです。

似てるんですよね、北海道に。

 

まっすぐな田舎道

広い広い畑

山も低いし 沢山はありません。

 

車で走っていると快適です。

なーんか もー どうでもいいかなぁー

そんな気分になります。

 

 

今まで 家族や 困っている友人、

自分も含めて

「自分がなんとかしなくちゃ!」って思ってました。

 

それが今は変わりました。

 

みんな それぞれ 大丈夫。

私も大丈夫。

私は私や周りの人を 信じよう、そう思いました。

委ねよう、起こることに。

それを楽しもう。

 

こうやって運ばれているから、うまーくたどり着くよ、大丈夫。

そう思うんです。

 

こっちの思惑とは 違ったタイミングが 多いとは思います。

でも、こっちの思惑が勝手なだけで「あちら」は最初からそのつもり。

 

うまく流されるように チカラを抜きましょう、

改めて そう感じています。