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琵琶湖に呼ばれて

不思議な出会いの先に待っていたのは湖の畔の素敵な部屋。そこに暮らしながら日々の様々な気付きを発信しています。

神話が好き 日本の神話色々

神話が好き

 

世界には沢山の神話があります。

どの神話にも 太陽や月、それから大地、海や川、山、岩、草花、動物たちの神様が登場します。

 

そして そこに住む人間と神様のロマンスや周りの自然とのエピソードが盛り沢山。

 

子供の頃、沢山の神話を読みましたが その度に「神話が何故出来たか」を考えました。「昔の人が神話に託して残したかったものって何なのだろう?」「これは本当の出来事だから忘れないように?」それとも畏敬の念や 教訓なんだろうか?

 

自分的には  みんな実話だと 思っています。

だからトロイの木馬が発掘された時は すごく嬉しかった。

 

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日本の神話と言えば 古事記や日本書記。

古事記」の"国生みの段"では「天つ神 一同」(…と表現されていますが 「天つ神」は 大いなる意思とでも呼んだら良いのかなぁ?) が イザナミイザナギの2神に「このフワフワの国土をなんとかしなさい(…ザックリ過ぎですね) 」と命じる所から始まります。

 

国を創りアマテラス様や弟君であるスサノオさんを生み出し   イザナミさんがその時の火傷が元で黄泉の国に行ってしまったり   イザナギさんが黄泉の国まで迎えに行ったりする場面…

 弟君が大暴れして姉君アマテラス様が困惑の果てに天の岩戸にお隠れあそばしちゃう場面…

 

もうファンタジーの極み!本当にワクワクで毎晩読んでいました。

日本は太古の昔から天照大神がお住まいの伊勢神宮を筆頭に 様々な神社を大切にしています。一般の人だけでなく天皇家、政治家や大手企業でも、お伊勢参りを年中行事としています。サミットでも各国の大統領や首相もお伊勢参りをされました。元はといえば太陽信仰、農作物の豊作を願って始まったのでしょうけど、 何百年も国をあげて神道を支え、日本に伝わる神話や目に見えないパワーを大切にしています。八百万の神様がいる日本って 改めて 凄い国なんじゃないか・・・なんて思います。

 

 日本の神様の系図は やがては天皇家のはじまりへと続いていきます。「えー 最後はヒトになったの?」なんて子供心に素朴な疑問でした。でも今や日本の天皇家は世界でも類を見ない程の 最古から続くロイヤルファミリー。ルーツが神様で良いんじゃないか?と思っています。

 

 

 

 

 

古事記」「日本書紀」だけで無く  各地方の「風土記」にもその地方色豊かな神様のお話が伝えられています。私は北海道出身ですが 北海道には「アイヌ伝説」があります。アイヌの創世記のお話しも大好きです。

 

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 アイヌ カムイ

 アイヌの神話の語り部であるおじいさんが大昔「ユーバリ郡栗山町」に住んでいたそうです。その当時のアイヌの長だった様な方なのでしょう。

その方が そこで夜通しアイヌに伝わる神話を語られ   その周りの方によって 記録され   今に伝わったのです。

 

我が家も父の仕事の関係でそのユーバリに数年間住んでいました。越した当初は 住む家の改装が間に合っておらず   しばらくの間、近くの小学校の宿直室で寝泊まり…。

 

小さかった私は 学校が暗くて怖くて ずっと泣いていました。そこで父が夜眠る前にアイヌの話しを聞かせてくれたのです。きっとユーバリ繋がりのつもりだったのでしょう。

「この辺はアイヌ語で タツコブ・コタンって云うんだ」で始まった父の話は面白くて

アイヌの神様のカムイが空から降りてくる時には 五色の雲に乗ってきたんだよ」と言う下りは ほんとうにコーフンして聞きました。私があんまりコーフンしすぎて 父は「もう寝なさい」とお話をやめちゃった程。

それから しばらくはアイヌ伝説は聞かせてもらえませんでしたが たまたま根室に行った時「ここがアイヌの神様が最初に作った土地だよ」と話してくれました。アイヌの神様の名前も随分教えてもらった。

コロポックルもそうですがペケレチュプとかクンネチュプとか アイヌの神様は可愛いお名前が多いのです。北海道の川や湖もアイヌ語の独特な名前が付いています。うちの近所を流れていたのは「ペンケモユーパロ川」。他にも「シカリベツ湖」とか「マシュー湖」とか「オンネ・トー」「ピップ」「オノップナイ」なんて素敵な名前が沢山あります。私が好きなアイヌ語の地名は「チロト」・・・これは鳥の住む沼って意味です。

 

・・・今は無理やり漢字が当てられているけど 未だに漢字の当てられていないようのない地名もあります。   川上郡標茶町(シベチャまち)ルルラン。アイヌ語で「坂の降り口」って意味だそうです。 もっと解説すると 「路が そこから 降っている ところ」なんです。

 

すごく素敵だし可愛い。わかりやすい。・・・友達が住んでいますが星の綺麗な素敵な町です。

 

 

 

うちの父は数学の先生だったし 神田の生まれ。戦争前にサハリンに移り終戦までそこで育った人。引き揚げ船で 辛い想いをして 命からがら北海道に辿りついたのは小学校低学年だったそうです。

なんでアイヌの神話に詳しいのかわかりませんが、ものすごい読書家だったので何かで読んだのかな・・・私にも色んなジャンルの本を買ってくれました。

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北海道のアイヌの神話や物語、岩手の遠野物語の様に 地方の独特の神話や言い伝えはその土地の言葉で語り伝えられ 記録されたもの。そういうスタイルを「口承伝承」と言います。

 

沖縄にも四国にも九州にもあります。古事記にリンクした内容なのかどうかはわかりませんが どの神話にも それぞれの国の成り立ちがあり、それに貢献した神様や土地の精霊の素敵な物語があります。そして それを後世に 伝えようとした人達も沢山。

 

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「琵琶湖に呼ばれて」の中の「運命を変えた出会い」編に登場する松山のFS先生が お勉強会で「自分の出自を知る」と言うお話をしてくださった事がありました。「家紋やその土地の言葉、歴史にも興味を持つと良いですね」と確か仰っていた・・・今、急に思い出しました。

 

うちの父方の家紋には鷹の羽と剣がついていました。先生は「家紋に鷹の羽が入っている文様は 武家だったり武術に秀でた家を表す事が多いのですよ。剣の方は治水工事などで手柄を立てて お殿様からその家紋を賜ったものが多いのですよ」と仰っていました。

 

彦根城なんか治水は大変だったでしょうね・・・」って …そ~言えば言ってた!!!

 

今頃思い出すなんて〜〜〜あー先生!・・・

なんではっきり あの時教えてくれなかったのですか〜・・・

 

今 貴女に教えてもわからんわなぁ・・・

 

だったんでしょうね、きっと。

やれやれ。

 

あれから 長い時を経て 私も少しは気が付けました。先生 ありがとうございます。これからも精進いたします。

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