琵琶湖に呼ばれて

不思議な出会いの先に待っていたのは湖の畔の素敵な部屋。そこに暮らしながら日々の様々な気付きを発信しています。

光とともに

昨日は 長年 大切に 寝かせた愛おしい日本酒を持って 京都の和食屋さんに 。

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持参したお酒です。
 新政の「紫八咫22BY」貴醸酒。
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ただでさへ 入手困難な秋田の「新政」。
ここの貴醸酒としては「陽乃鳥」が
レアでもあり おいしくもあり
とっても有名。
 
今回の「紫八咫22BY」は その「陽乃鳥」を
贅沢に再仕込みに使い 醸されています。
 
貴醸酒を使って醸す貴醸酒…
・・・変態(笑)
 
 
秋田産美山錦と言うお米が純米吟醸になり そこから 陽乃鳥と言うお酒になりそして紫八咫へと フェニックス張りの変化変容。お酒に興味のない方には   いったい 何言ってるの?な話ですね(笑)
 
 
 
 
 
蔵で何年か寝かされた後、我が家でも6年 しっかりと低温で熟成、管理しておりました。 熟成しすぎて その存在を たまに忘れる事も(笑)
 
引っ越しでも バカラのオールドビンテージのグラス達や75年のボルドーなどのワイン達と共に自分で静かに 運んだほど大切なお酒でした。
 
 
 
 
 
 
当たり前ですが …
単に「ああ、おいしい・・・」とか「日本酒って よくわかんなーい」あるいは「酒なら何でもいいしー」な方と飲む事は無い種類のお酒です。今までは私 そんな方にも随分貴重なお酒を 自分は飲まずにね あげたりしてました。
 
そうでもしないと人からは好かれないんだ・・・って思っていた頃が在って 随分無理してました。いつのまにか・・・そうは思わなくなって、そしたら気にならなくなって平和そのもの。そこに 自分を縛っていたのは自分自身だったんですね。
 
 
 
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今回 お邪魔した和食屋さんは 大将(と、言っても若い方)が食材の選び方、舌の肥え方、共に変態レベルな上に お料理もマニアックな美味しい物を丁寧に 設えて出して さらっと出してくださる。
 
しかもカウンターには なんと!京大出身!の記憶力がAIか?と言う 奥様が陣取っておられまして(笑) こちらも お酒には中々の知識、経験と舌をお持ち。
 
 
そのお店にお誘い頂いた知り合いも これ又かなりな酒、食ともに変態レベルな奴なので …  2011年の紫八咫を飲むなら まさに「今ここ!しかないやろ」(笑)と… 内心、「あと一年寝かせても 良いかなぁ?」と迷いつつ  「いや!今夜じゃ!」と決めた訳です。
 
 
 
 
 眠れる 神の使い「紫の八咫烏」を 目覚めさせるのが 2017年の終わりを迎える京都…と言うのも なかなかに素敵じゃないかな、なんて満足です。
 
 
 
 
 
丁度 その知り合いからは 「世に出してはアカン奴」と言う とんでもない豆皿をクリスマスにプレゼントして頂いており そのお礼も兼ねて このお酒の持ち込みとなりました。
 
 
 
 
 

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トロトロのかぶら蒸し。心がほぐれます。
 
 
メインのお料理が クエか鴨、と聞いていたのですが さらに昨日は  お出汁の美味しい餡掛けや粕汁系もあり、どれも涙が出る程美味しい♡
 
 
 
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フグさん

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イカとクエ
 

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鴨スープがたまらん♡
 
 
 
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新政に萌えた大将が いきなり
干し柿の和え物を♡
 
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…全てが ご褒美。
 
 

自分に還ろう、と決めて生きた1年。それは 孤独と言う階段を何段も昇るような時間でもあり 迷いや 恐れも沢山経験した1年でした。でもそれで良かったんだな 。ツールを手放し 命の使い方、命の楽しみ方を考える様になりました。
 
感情と距離をとり 現実と距離を取る、そして 自分と距離を取れるようになって  やっとニュートラルな意識、非二元と言う体感を得だした 今年の後半。新しい感覚にも 馴染みつつあります。
 
 
 
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持参したお酒は お店の冷蔵庫で1時間ほど 落ち着かせて貰い  お料理の半ばから 登場。 その時カウンターにいた 見知らぬお客様達3名様にも小さなお猪口でふるまわれました。
 
 
 
一番奥のカウンターに座っていた方が  新政の蔵主、杜氏の佐藤祐輔さんに   横顔が どこか似ていて …オーダーされた 原木シイタケの焼いたのと 私のお酒を一緒に召し上がっておられて
 
 
 …私は  なんとも不思議な心地になってしまいました(笑) あれは祐輔さんだったのかもしれませんね。
 
神さま ありがとうございます。
 
 
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その覚悟に、努力に、
そしてプロセスに 敬意を払う。
その素晴らしさを
細部に渡って 感じ取る。
更に、それを伝えたい。
 
…今の私に出来る事であり
したい事。
 
 
私はクリエイターが大好きで   作品にも .生み出した人とナリにも .愛おしさを感じる事が多いのですが… 常々自分がクリエイターでは無い事に 少しガッカリしていたんです。
 
でも私にも出来る事が あって
その分野で 心を尽くして やるべき事を
やれば良いのだと 思っています。
 
 
 
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大半の食事が終わり 最後に 炊きたてのご飯で
おにぎりを お土産に、と握ってくださいました。具材はありません。でも 最高のおにぎりだった…
 
 
 
そこで ハッと思い出した事がありました。
 
今から十数年前 、あるお料理教室で お料理を習っていました。その先生が大好きで長く通っていた教室でした。
 
その先生が長野に土地を買われ お引越しが決まって今日で都内の教室が終わりと言う日…悲しくて泣いてしまった私に  先生が 新米の 具材の無いおにぎりを握って お土産に 持たせて下さったのです…
 
 
その事と 今回のおにぎりが オーバーラップして 懐かしさに胸が熱くなりました。
 
 
暦の上だけでなく…
私は 岐路に立っているのだ
と思いました。
 
そして それはどの瞬間も
そうと言える。
 
 
 
選ばなかった何か
選ばれなかった何か
 
そのどれもが
みんな光に還る。
 
それは いつでも ここに在る。
だって全てが自分なのだから。
 
 
 
 
そんな事に やっと気付いて
今年も 余す事なく味わったなぁ…
 
起こる事は必ず起こる。
そして それ以外の事は起こらない・・・。
 
 
 
 
そしてね 
多分ね 豊かさって こんな感じよね。
 
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皆さま よいお年をお迎え下さい。
 
 
 
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